東日本大震災の発生から4年を迎えた11日、愛媛県内各地で犠牲者に祈りをささげ復興を願う行事があり、多くの人たちが被災地に思いをはせた。
松山市堀之内の城山公園では「まつやま万灯会(まんとうえ)」が開かれ、約200人が思いを込めてろうそくに点灯し静かに手を合わせた。
東京電力福島第1原発事故で県内に避難している被災者ら約20人は同市石手2丁目の石手寺に集まり手を合わせた。
松山市若草町の市総合福祉センターでは市民約200人が「協力し合いながら未来に向かっていこう」などと書いた紙コップキャンドル約1500個を置いて、阪神大震災復興のシンボル曲「しあわせ運べるように」を合唱した。