全国優秀警察職員表彰 岩崎警部、功労章

 第一線で活躍する警察職員に贈られる2015年の全国優秀警察職員表彰で松山西署地域調査官の岩崎誠一警部(58)が警察功労章を受章し、10日に愛媛県警本部で伊藤昇一本部長に報告した。妻順子さん(55)と会見した岩崎警部は「地域部門を代表して頂いた。身の引き締まる思い」と語った。
 1979年に警察官となり、地域部門で20年以上勤務。地道なパトロールや職務質問で、暴走族グループの捜査や覚せい剤取締法違反事件の突破口を開いたほか、警察署や本部の地域部門で若手育成などに尽力した。
 印象に残るのは、伊予署時代の2000年ごろに摘発した暴走族の少年。複雑な家庭環境だった少年の更生を願って何度も話をするうち、徐々に心を開いた。「自分の弟という気持ちで接した。数年後、就職のあいさつに来てくれたことが今も心に残っている」
 現在は、若手が多い西署の地域課で指揮を執り「後輩には県民の身近な場所で仕事をしているという気概を持ち、失敗を恐れず経験を積んでほしい」と期待する。

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