本紙読者400人招待 坊っちゃん劇場「鶴姫」公演
戦国時代の瀬戸内海で平和のために立ち上がった女性を主人公にしたミュージカル「鶴姫伝説~瀬戸内のジャンヌ・ダルク~」に愛媛新聞の読者を招待する貸し切り公演が7日、東温市見奈良の坊っちゃん劇場であり、400人余りが歴史ロマンあふれる劇を満喫した。
「鶴姫―」は2009年初演で、14年11月から再演中。戦乱の時代を生きた大山祇神社(今治市)宮司の娘鶴姫が「憎しみの連鎖を断ち切り平和の海を取り戻したい」と奮闘する。
貸し切り公演は、愛媛新聞社が14年2月の「げんない」に引き続き開催。ジュニアえひめ新聞「スマイル!ピント」に加え今年はシニア面「コンパス」でも募集し、700通を超える応募があった。
公演後、鶴姫の親友カモメ役の吉田葵さん、兄大祝安舎役の村中弘和さん、島娘役の駒野谷咲子さんがトークショー。緑色に塗られたステージの床について「美しいエメラルドグリーンの瀬戸内海をイメージしています」などと解説した。