瀬戸内の海岸線の景色が楽しめるJR四国の観光列車「伊予灘ものがたり」が7日、乗客1万人を達成し、愛媛県松山市南江戸1丁目のJR松山駅で記念式典があった。
 2014年7月26日から土日祝日に1日4本を運行。JR四国によると、定員48人に対して乗車率は約8割で推移。車内で提供される料理サービス、景色などが好評で、当初の見込みより約2カ月早く、松山―伊予大洲便で達成した。
 半井真司専務が「列車が着くたびの出迎えなど、地元の協力は感謝に堪えない。今後も伊予灘の新たな物語をつづっていきたい」とあいさつ。乗客3人と職員がくす玉を割って祝った。