愛媛県伊方町は同町三崎に今春オープンさせる観光交流拠点施設の愛称をこのほど、「佐田岬 はなはな」に決めた。
 愛称は町民から寄せられた46件の中から、町職員が審査して決定。町は「特産の岬(はな)アジ、岬サバや、花々など佐田岬の観光をイメージさせる」と選考理由を説明している。
 「はなはな」は年間50万人のフェリー利用客が行き来する四国最西端の玄関口、三崎港近くの町有地に建設中。事業費は約1億5000万円で、地元の漁協や農協の直販施設などを備える。当初は国土交通省の「みなとオアシス」への登録を目指していたが、要件を満たさなかったという。