学校法人河原学園が運営する未来高校(愛媛県松山市一番町1丁目)の卒業式が4日、松山市道後町2丁目のひめぎんホールであり、県内外で学んだ381人が未来への一歩を踏み出した。
未来高には、月2回登校し働きながら学ぶ通信制や、週5日登校などの4コースがあり、ITビジネスや演劇なども学べる。不登校や全日制高校中退の生徒もおり、喜びの日を迎えた。
式では大嶋治校長が卒業証書を手渡し「夢と希望を持ち、幸多い人生となるよう願っている」と祝福。各コースの代表が「友人の存在と母の励ましで3年間通えた」「真っ暗だった将来への道筋が見えるようになった」と感謝を述べ、涙声になる生徒もいた。