ライオン赤ちゃんすくすく とべ動物園
愛媛県立とべ動物園(砥部町上原町)で2月12日にライオンの赤ちゃんが8年ぶりに誕生し、3頭のうち雄1頭が5日、報道陣に公開された。ミルクを飲む様子やよちよちと歩く元気な姿を見せており、7日から一般公開される。
3頭は、同園で生まれた父しま太郎(16歳)と母リリー(7歳)の間に生まれた初めての子で、雄1頭と雌2頭。
担当飼育員の清水和真さん(35)によると、リリーは4頭産んだが、体の弱かった雌1頭は死んでいるのが発見された。雄は低体温症で危険な状態になり人工哺育に切り替え、雌2頭はリリーが落ち着いて育てている。
同園ではこれまでに1988年、98年、99年、2007年にライオン計10頭が誕生している。一般公開は土日祝日は午前11時~11時20分と午後2時~2時20分、平日は午後2時~2時30分に、こども動物センターで。撮影は不可。体調によっては時間の短縮や中止の場合もある。