合同説明会650人いざ 松山の専門学校
愛媛県内で医療やデザインなどの専門学校9校を運営する河原学園(松山市)の合同企業セミナーが2、3の両日、同市道後町2丁目のひめぎんホールであり、2016年3月卒業予定の学生約650人が、採用担当者らの説明に耳を傾けた。
学園が就職支援の一環で毎年開き、16回目。2日間で県内外から計153社が集まった。
3日は、情報通信業や銀行など87社がブースを構え、学生約300人が参加した。採用担当者がパンフレットや映像を示しながら仕事内容や就業形態などを説明し、学生は真剣な表情でメモを取っていた。
菓子職人を目指す河原パティシエ・医療・観光専門学校1年浅野ちさとさん(19)はホテル会社のブースを訪れ「接客業に大切なポイントを聞いて、その通りだと思った」と納得の表情。「全力を出して企業に自分を分かってもらえるよう頑張りたい」と意気込んだ。