レンタサイクル10万台突破 しまなみ14年度
今治市は27日、瀬戸内しまなみ海道沿線にある愛媛、広島両県のレンタサイクルターミナルで、2014年度の貸出台数が1月末時点で10万983台に達し、初めて年間10万台を突破したと発表した。14年7月のしまなみ海道の自転車道通行料無料化などが要因。市は3月定例議会にレンタサイクル使用料を2倍に引き上げる条例改正案を提出することも明らかにした。
レンタサイクルは1999年5月のしまなみ海道開通に合わせて開始。ターミナルは今治に7カ所、尾道に8カ所あり、貸出台数はこれまで2013年度の8万1851台が最多だった。14年度は、自転車道通行料無料化や10月の国際サイクリング大会による知名度アップを背景に、8~11月が前年度同期比1.5倍以上と急激に伸びた。