四国のサンクス 「サークルK」に店名統一
四国内のコンビニ「サンクス」全店舗が8月末までに「サークルK」に移行することが27日分かった。ブランド統一により認知度を高め、セブン―イレブンの四国参入などで激化するコンビニ競争に対抗する狙いがある。
四国には昨年12月末時点で、サークルケイ四国(愛媛県松山市、村上栄一社長)が運営するサークルKが176店舗、サンクス西四国(松山市)とサークルKサンクス(東京)が展開するサンクスが110店舗ある。サンクス店舗の看板変更は3月1日の高知県内の2店舗を皮切りに順次実施する。
サークルケイ四国が四国発祥で立ち上げたオリジナルブランド「K’s CAFE」を今後は旧サンクス店舗でも展開。スケールメリットを生かして仕入れや商品開発も強化する考えで、これまでは年間約10店舗だった新規出店を20店舗以上に加速する。カフェ併設の融合店も年間3店舗程度増やす計画。