心肺蘇生法などの救命処置を広く知ってもらおうと、松山市消防局は7月から応急手当て講習会の定期開催を始めた。中央・西・東・南の各消防署が月に1~3回開くほか、乳幼児を育てる親や妊産婦向けの講習会も設けた。
 これまでも出前講座や講習会を不定期に開いていたが、受講者増をにらみ開催頻度を上げた。市消防局のホームページで年間スケジュールを確認できる。
 9日、1回目の講習会が同市萱町6丁目の市保健所・消防合同庁舎であり、愛媛FCスタッフら18人が、中央消防署救急隊員や市消防団女性分団員から心肺蘇生法や自動体外式除細動器(AED)の使い方を学んだ。