四国朝鮮初中級学校(愛媛県松山市南斎院町)の学芸会が22日、松山市山越町の県男女共同参画センターであった。初級部1年~中級部3年の全校生20人が、保護者や市民ら約200人に、朝鮮半島の伝統芸能などを披露した。
 学芸会は「夢を歌おう」がテーマ。オープニングでは、子どもたちがハーモニカを交えて合唱。初級部1~3年の6人は「焼き肉店の店主」「サッカー選手」などと1人ずつ夢を語り、元気いっぱいに踊った。演劇や漫才、音楽の演奏などもあり、来場者は盛大な拍手を送っていた。
 高正範校長は「緊張感は持ちつつも、笑顔で楽しく舞台に立ってほしい」と願っていた。