ひな人形7000体、商店街華やぐ 久万高原
愛媛県久万高原町中心部の久万町商店街をメーン会場に、町内で計7千体以上のひな人形を飾る「第1回くままちひなまつり」が22日、開幕した。初日は地元の若手経営者らが運営するイベント「遊食祭くまくるまるしぇ」と同時開催。町内外から観光客が訪れ、にぎやかなムードを楽しんだ。
ひなまつりは、過疎化などで苦戦する商店街をもう一度盛り上げようと、町内の商工関係者らでつくる運営委員会が開催。4月26日まで、商店街や町内の道の駅などにひな人形を展示する。
人形は県内外各地の家庭から募集したほか、約3万体を飾る「ビッグひな祭り」で知られる徳島県勝浦町からも提供を受けた。現在も集め続けており、地元の自営業者らが総出で店の軒先に飾り付けている。