今治高等技術専門校の訓練生が1年間の集大成として開発した作品の審査会が20日、愛媛県今治市東門町5丁目のテクスポート今治であり、11班38人が独創性や商品力を競った。
テーマは「感謝」で、贈答用として紅白まんじゅうの形にしたボディータオルや、つまずきにくい形状で膝痛などの予防効果が期待できる靴など発想力豊かな作品が次々登場。訓練生は試作品などを見せながら特長を熱く語り、販売先のアイデアも示した。
最優秀賞に輝いたのは、設備エンジニア科1年生4人が考案した高齢者向けの立ち上がり補助器。軽量の鉄パイプを使い、持ち手を握りやすい角度に設計して転倒防止を図っている。