肉体美モーアピール 四国中央で乳牛品評会
愛媛県四国中央、新居浜、西条3市の乳牛を品評する「四国中央市乳牛改良共進会」が20日、同市土居町蕪崎のJAうまアグリセンターであり、酪農家が丹精込めて飼育した乳牛の体格の良さなどを競った。
生産性の高い乳牛の育成や改良を推進し、酪農業の経営安定と質の向上を目的に四国中央市酪農振興会(鈴木満雄会長)が毎年開いており、39回目。
20日は、4農家が月齢や経産などで分けた3部門に32頭を出品。肋骨(ろっこつ)の大きさや脚の丈夫さなどを審査員が1頭ずつ目視で評価した。全部門でトップになった西条市下島山の西原永訓さん(66)は「酪農が厳しい時代だが、生き残りをかけてこれからも頑張りたい」とほほ笑んでいた。