新居浜の風景印できた 角野小児童の図案を郵便局展示
わがまちの自慢の光景や宝を再確認しようと、愛媛県新居浜市の角野小学校の児童350人が考えた「風景印」の図案が同市繁本町の新居浜郵便局に展示されている。計350点を28日まで週替わりで紹介している。
風景印は、地域の名所や風景をデザインした消印。昨年秋、市内の小学生を対象に同郵便局などが開いた「手紙の書き方教室」で、各郵便局で図柄が違う風景印があることに児童が興味を持ったことから、3年担任の戸井和彦教諭が「自分たちで作ってみよう」と提案。昨年11月~今年1月に、全校児童からデザインを集めた。
角野小は地域の歴史を学ぶふるさと学習に取り組んでいることから、児童らは、地元で「煙突山」と呼ばれる別子銅山旧山根製錬所跡の煙突や太鼓台、銅山の発展に力を尽くした偉人などをテーマに、好きな図柄を考えた。