「Jakoten」小惑星発見し命名 久万高原天体観測館職員
久万高原天体観測館(愛媛県久万高原町下畑野川)の職員中村彰正さん(53)が、通算103個目となる新たな小惑星を発見し、「Jakoten(じゃこ天)」と名付けた。中村さんは「愛媛の名物であり、個人的にも好きな食べ物。いろんな人に宇宙に興味を持ってほしい」と話している。
中村さんによると、Jakotenは1996年に発見。当時は地球から2億3000万キロ離れた場所にあった。直径は推定7キロで、約6年かけて太陽の周りを1周している。2014年10月にアメリカの国際天文学連合小惑星センターに名前を申請し、今月3日付の同センター広報誌で認定が公表された。
インターネットを通じて最新情報を集めるパソコン用の天文シミュレーターを使えば、「Jakoten」で検索し、位置を確認することもできる。