身近な建築に親しんでもらう「こども・けんちく学校」が8日、愛媛県八幡浜市沖新田のみなと交流館であり、地元の小中学生ら35人が、港町・八幡浜になじみの深いかまぼこ板を使った椅子作りに挑戦した。
日本建築家協会四国支部愛媛地域会の笹木篤会長(60)らが講師を務め、「ものづくりを通して立体感覚を養ってほしい」とあいさつ。世界にはガラス製やサッカーボールの形などをしたユニークな椅子があることを写真で紹介した。
児童生徒らは、地元で調達されたかまぼこ板を1人当たり約100枚使って作業。講師のアドバイスを受けながら、お父さんやお母さんと一緒に板同士を木工用の接着剤で貼り付けていた。