愛媛陶芸協会と愛媛新聞社が開催している「愛媛の陶芸展」の歴代最優秀作品などを一堂に集めた入賞作品展が、砥部町大南の砥部焼伝統産業会館と町文化会館(宮内)で開かれており、県内陶芸家が創意工夫を凝らした計155点が来館者を魅了している。3月1日まで。
 愛媛の陶芸展は1978年にスタート。初回から第33回(2013年)までの入賞作品を展示するのは初めて。
 波紋や草花、魚の模様をあしらった伝統的な技法による花瓶や鉢のほか、時代を追うにつれ三角形をらせん状に積み重ねて造形した作品や、モダンなデザインのコーヒーカップなどが登場。和紙染めの技法を駆使して絵付けした鉢もある。