男女共同参画への理解を深めてもらう「第16回コムズフェスティバル」が31日、愛媛県松山市三番町6丁目のコムズで2日間の日程で行われた。31日はNHK連続テレビ小説「花子とアン」などを手掛けた脚本家中園ミホさん(55)が「働くことは生きること―逆境が私を育ててくれた」と題して講演、自身の半生や執筆の舞台裏などを語った。
 中園さんは「未婚の母で子育てと仕事の両立は過酷だったが、仕事先や地域の人が支えてくれた」と振り返り、「大変なときは声を上げていい。必ず助けてくれる人がいる」と呼び掛けた。