新たな地元の銘菓を生み出そうと、愛媛県東温市の事業者が試作品を作って競い合う「東温スイーツコンテスト」が31日、同市田窪の市中央公民館であった。市内の風景をイメージするなど個性的な8品の中から、市内産のイチゴや、アオイ科の植物「ローゼル」を使って作ったチーズケーキ「皿ケ嶺の雪どけちーず」がグランプリに輝いた。
 市誕生10周年記念事業で、市の委託で市商工会が実施。商工会員の8社が挑戦し、試食会を重ねながら半年間かけて改良してきた。
 コンテストでは、マーケティングの専門家や市職員ら20人と市内外の一般審査員80人が、セールスポイントが明確か▽素材本来の特性が生かされているか▽知り合いなどに勧めたいか―など7項目を3段階でそれぞれ評価した。