地域活性化に挑む団体を支援しようと、愛媛新聞など地方新聞45紙と共同通信社が設けた「第5回地域再生大賞」の各賞が24日決まり、大賞(副賞100万円)に次ぐ準大賞(30万円)2件と同格の第5回記念賞(同)に、松山市中島のNPO法人「農音」(田中佑樹代表理事)が選ばれた。 農音は中島と首都圏を拠点に、ミカン栽培と音楽で島の良さを伝え、若い世代の移住につなげるユニークな活動を展開。新たな地域づくりのスタイルとして期待されると記念賞に推された。
 受賞に関して「まだまだ賞をいただけるような結果は出せていないが、自分たちの今後に期待してもらえたことに感謝したい」と田中代表。「何か一つできることを増やす」「人口を一人でも増やす」といった「プラスワン」をキーワードに、活動の幅を広げていく考えだ。