愛媛県の八幡浜市観光協会(鈴木欽次郎会長、70団体)は23日、市役所で臨時総会を開き、食品業者らでつくる市物産協会(谷本典量央会長、21団体)との合併を決定した。市物産協会もすでに了承しており、4月に新しく「八幡浜市観光物産協会」が発足する。
 観光PRや特産品紹介などの事業を一体的に実施することで、八幡浜の知名度を効果的に向上させる狙いなどから、両協会は2014年春から合併を検討していた。2月に合併協定の調印式を行う。
 臨時総会には20人が出席し、新協会の会則や役員案を承認した。新会長に就任する大城一郎市長は「手に手を取り合い、オール八幡浜で振興を図りたい」とあいさつした。