愛媛ゆかりの優れた刊行物に贈られる第30回愛媛出版文化賞(公益信託愛媛出版文化賞基金、愛媛新聞社主催)の贈呈式が20日、愛媛県松山市大手町1丁目の愛媛新聞社であり、6作品の著者に表彰状などが贈られた。
 同賞は1985年に創設。研究・評論、美術、文学、その他文化全般の4部門に今回は計62点の応募があり、大賞1点、部門賞2点、奨励賞3点の計6点が選ばれた。
 式には約100人が出席。選考経過の報告後、同基金運営委員長の土居英雄愛媛新聞社社長が受賞者に賞状と副賞を手渡し、「どの受賞作も、テーマに対する飽くなき追求と情熱が感じられるすばらしい作品。地域の文化発展に大いに貢献する力作で、長く広く読み継がれると思う」とあいさつした。