札幌市で11日に開かれた全国の高校生が自走マシンのスピードを競う「ジャパンマイコンカーラリー2015」ベーシック部門で、松山工業高(愛媛県松山市真砂町)の3年光宗将隆君(18)が優勝した。昨年も同校生徒が全国制覇を果たしており、光宗君は「先輩に続き目標が達成できてうれしい」と喜んでいる。
 大会は入門者向けのベーシックと上級のアドバンスドの2部門があり、プログラムを組み込んだ手作りのマイコンカーをカーブやクランクなどの複雑なコースを走らせて競う。
 ベーシック部門は、地区大会を勝ち抜いた34人が出場。光宗君は予選2位のタイムで上位4人による決勝トーナメントに進出し、決勝では予選タイム1位の選手に100分の3秒差で競り勝った。
 愛媛関係では、新居浜工業高の井下航君が同じ部門で3位に入賞した。