集落活性化へ知恵共有 県がFBページ
集落活性化へ知恵を分かち合おうと愛媛県は17日までに、インターネット交流サイト・フェイスブック(FB)に「えひめ地域づくり協働体」と銘打ったページを開設した。市町と協力し、住民らが先進事例や課題について意見交換する場に育てていく。
県地域政策課によると、2013年度に実施した集落実態調査による地域団体代表者らへのヒアリングで「他の市町の取り組みに関する情報が知りたい」との意見が寄せられ、情報共有や協議ができるようフェイスブックページを開設した。
人口減少で集落機能の存続が危うくなっている実態を踏まえ、小学校区など複数の集落を基盤に活動する地域コミュニティーの総称として新たに「地域づくり協働体」と命名。市町連携でモデル事業を展開するなど、まちづくりや生活の支え合いの担い手として育成に取り組んでいる。