愛媛県松山市の住宅で60代の男性が孤独死していた問題で、NPO法人えひめイヌ・ネコの会(高岸ちはり代表)は14日、保護した男性のネコ12匹の新しい飼い主を探し始めた。
 同会によると、1月上旬に男性の親族から相談を受け、男性方や付近で少なくとも15匹を確認。2日に1度エサをやりながら13日に保護した。15日にも残る数匹を保護する予定。
 ネコは生後4カ月~15歳とみられる。協力者に一時預け、会員らが世話をしながら里親探しに努める。県獣医師会や男性の親族の協力で不妊去勢手術を行うという。
 高岸代表は「かわいそうと思う方はぜひ里親になってほしい」と呼び掛けている。問い合わせは、えひめイヌ・ネコの会=電話089(977)7564、メール ehimeinuneko@mbr.nifty.com