愛媛県久万高原町父二峰地区恒例のどんど焼きが10日、同町露峰の父二峰小学校であり、児童と保護者ら約120人が、一年の無病息災を願った。
父二峰小と地元住民が毎年協力して実施している。地元の人たちを招く授業参観と同時開催で、高齢者から手ほどきを受けて竹馬など昔ながらの遊びを学んだ後、地域産のもち米を使って餅つき。保護者が雑煮に調理し、世代間の交流を深めた。
どんど焼きでは、集まった老若男女が、次々と正月飾りなどを炎に投入。山里の厳しい冬に負けじと燃え盛る炎で暖をとりながらお互いの近況を確かめ、新年のあいさつを交わしていた。