4市町村が合併した新大洲市が11日に発足10年を迎えるのを記念し、愛媛県大洲市内の市民グループが4市町村の四つの音頭を93団体延べ1040人もの住民が順に踊る20分間の動画を作成した。名所をバックに、子どもからお年寄りまでが笑顔で躍動し、大洲の魅力を伝えている。11日に市総合福祉センターで上映会を開き、動画は11日からインターネットで配信する。アドレスはhttp://honki-ozu.com
 事業は市の資金援助を得て、若手のまちづくり団体「HONKI(本気)プロジェクト」が企画。アイドルグループAKB48の曲「恋するフォーチュンクッキー」に合わせ、全国のさまざまな団体の人たちが踊って動画を公開するブームに発想を得た。「HONKI」は、肱川、大洲、長浜、河辺の旧自治体名の頭文字に愛(I)を添えたネーミングだ。
 撮影は2014年3月に開始。新大洲市は山間部の旧河辺村から伊予灘に面する旧長浜町まで広大とあって撮影ポイントは83カ所。四季折々の風景を盛り込むため11月下旬まで撮影した。