国際空手道中元会館(愛媛県八幡浜市)の寒稽古が4日、西予市野村町渓筋地区の樽滝であり、県内外の小中学生ら約40人の道場生が、雪が残る滝つぼで今年の練習をスタートした。
 寒稽古は毎年実施。突きや蹴りなどの基本で体を温めた後、道場生は身を縮ませて一斉に滝つぼへ。膝元まで水につかって寒さに震えながら、懸命に掛け声を上げて形のポーズを取っていた。
 5度目という八幡浜市の松柏中3年菊池将成君(15)は「去年より寒かった。高校生になるので、何事も頑張るよう気合を入れた」と意気込んだ。