高校生が自作のロボットで腕を競う「第10回高校生ロボットアメリカンフットボール愛媛県大会」(県工業教育研究会主催)が27日、今治市河南町1丁目の今治工業高校であり、県内7校の7チームがスピーディーかつパワフルな熱戦を繰り広げた。
  競技は、1チーム5台のロボットを生徒が無線で操作し、縦7メートル、横3メートルのコートでボールを相手のゴールエリアに運んだ得点を競う。
 大会では、「集中」「行くぞ」と声を掛け合いながら、5人の生徒がコートの外からコントローラーでロボットを巧みに操った。激しくぶつかりながらボールを奪ったり、相手をかわしてゴールを決めたりと白熱したプレーで会場を沸かせた。
 優勝した新居浜工業高の3年三好辰宜主将(18)は「練習通り焦らず集中してできた。確実にゴールを決めて、全員で正確に守ることを徹底して全国大会では優勝したい」と意気込んだ。