自由な発想、出来栄え競う えひめこども新聞グランプリ
小学生が自由な発想で取材しまとめた新聞の出来栄えを競う「第5回えひめこども新聞グランプリ」(県、県教育委員会、県教育研究協議会、愛媛新聞社主催)の表彰式が23日、愛媛県松山市道後町2丁目のひめぎんホールであった。
今回は273校から9729点(昨年比532点増)が集まり、入賞した446人と10校を表彰。グランプリ賞に輝いた四国中央市の寒川小早川碧莉さん(7)ら6人を始め、俳人正岡子規にちなんだジャーナリスト子規賞などを受賞した児童が表彰状を受け取った。防災や環境、子規の生活などを取り上げた記事について、個性豊かな切り口や丁寧な取材が評価された。
県教委の仙波隆三教育長は「一人一人が豊かな感性でテーマを決め、素晴らしい作品に仕上がった」と話し、子規賞について「本や資料の子規だけでなく、実際に歩いて取材していた。一つのことを追求する楽しさを味わうことができたのでは」と語りかけた。