「えひめ地域づくり研究会議 東予地域ミニフォーラムin新宮」(実行委員会主催)が19日、愛媛県四国中央市新宮町馬立の観光施設「霧の森」であり、市内外の参加者がまちづくりのヒントを学び合った。
施設を運営する第三セクター企画販売部長の平野俊己さん(44)が講演。15年前に移住したとき、無農薬の茶が当然のように飲まれている状況に可能性を感じたと振り返った。
新宮茶を使った「霧の森大福」が全国区で受け入れられた事例を示し「ものの価値は自分たちが決めるのでなく、しかるべき所で決めてもらわなければならない」と強調。「本来の目的は村おこし。住民が新宮出身と自慢できるきっかけがやっとできた」と語った。