昔ながらの正月準備に触れてもらおうと愛媛県松前町徳丸の青葉幼稚園で18日、もちつき大会があり、園児約90人や保護者、住民ら約130人が熱々のもちを堪能した。
 開園から66年続く恒例行事。きねや石うす、せいろを用意し、地元農家から提供されたもち米30キロを運動場のかまどで蒸した。
 寒さの中、うすを囲んで待っていた園児は蒸したてのもち米が湯気をたてて運ばれてくると「あったかそう」「早く食べたーい」とくぎづけに。後藤正宜園長(64)に支えてもらい、大きな声で回数を数えながらきねを振るった。