モザンビークのベルミロ・ジョゼ・マラテ駐日大使が16日、県庁を訪れ、上甲俊史副知事と懇談した。マラテ大使は「モザンビークでもかんきつ類を作っているが、もっといい品質にしたい」と述べ、愛媛からの栽培指導など農業交流を要望した。
 マラテ大使は、放置自転車の無償提供で同国を支援する松山市のNPO法人「えひめグローバルネットワーク」や、教育支援を行う徳島県の団体の活動を挙げ「四国との関係強化に努めており、さらに進めたい」と説明。農業分野のほか、中小企業によるビジネス交流も求めた。上甲副知事は「いろんな分野で交流したい」と応じた。