愛媛県松山市旭町の松山商業高校で13日、文化祭「商神祭」があった。クラス単位で仕入れや販売をする伝統の「松商デパート」には県内外の特産品がそろい、「試食もありますよ」と威勢よく住民や保護者を呼び込んだ。
松商デパートは教室を店舗に見立て、商品の仕入れから値段の決定、販売までを生徒が手掛ける学習。地元の食品企業やNPOと協力し菓子やパン、料理などを並べた。
5年目になった愛知の東海商業高とのコラボショップでは赤だしやせんべいといった名産が登場。岩手の釜石商工高とも連携し、売り上げの一部が東日本大震災で被災した釜石市の義援金として贈られる「釜石ラスク」などを販売した。