水の中から一足早くメリークリスマス―。愛媛県松野町延野々の虹の森公園「おさかな館」に13日、水槽内を泳ぐ「ダイバーサンタ」が今年も登場した。手を振ったり魚と一緒に泳だりし、子どもたちに夢を届けている。
 世界最大の淡水魚といわれるピラルクなど約20匹が泳ぐトンネル型水槽にダイバーサンタが現れると、待ち受けた親子連れ約30人から歓声いが上がった。サンタとのじゃんけん大会もあり、子どもたち全員にクリスマスプレゼントが配られた。
 松野町松丸の主婦川上彩さん(31)は「娘が魚好きで毎週来ており、ずっと見たかったサンタを見られてうれしい。プレゼントももらえて、大満足です」と笑顔で話した。
 サンタは14日と20~25日の午後3時から1日1回登場する。サンタが泳ぐ日は、ペンギンの館内散歩やコツメカワウソへの餌やり体験も行われる予定。