愛媛県八幡浜市八代の精神障害者通所作業所「王子共同作業所」で12日、地域住民との「もちつき交流会」があり、湯気を上げて次々とつき上がる餅を囲んで、一年の無事を祝った。
 1日平均約10人が働いている作業所に親しんでもらおうと、運営する八幡浜地域家族会(若宮宗由会長)などが毎年開催し、23回目。作業所で袋詰めを担っているクラッカーを参加者全員で鳴らして、餅つきスタート。交代しながらきねを振るい、約50キロのもち米をついていった。