愛媛県は10日、1~7日の県内61定点医療機関当たりのインフルエンザ患者報告数を発表した。県全体で前週の1.9人から約1.8倍の3.4人に増えた。
 とりわけ中予保健所で9.0人、松山市保健所で6.5人と増加している。7保健所別では四国中央を除き、増加した。
 集団発生による学級閉鎖が中予で4学級、学年閉鎖が南予で1校あった。県は感染予防のため、マスク着用によるせきエチケットや外出後の手洗いなどを呼び掛けている。
 迅速検査の結果は、型別が判明した症例の99%がA型。