第20回「全国かまぼこ板の絵展覧会」が7日に閉幕するのを前に、審査員を務める洋画家折笠勝之さん(69)=東京都八王子市=が6日、愛媛県西予市城川町下相のギャラリーしろかわを訪問。作品を見て回り、来館者らと話を弾ませた。
 かまぼこ板の絵展は1994年、折笠さんがギャラリートークで同館を訪れた時に贈ったピエロの作品と「絵は誰でも、どこでも、なんにでも描ける」とのメッセージをきっかけに、翌年から始まった。折笠さんは初回から第19回展まで1次審査を1人でこなし、これまでの全作品を見てきた。
 6日は作品を応募していた家族連れらが訪れ、折笠さんと一緒に鑑賞を楽しんだ。
 折笠さんは最終日の7日も昼すぎまでギャラリーしろかわにいる。第21回展の作品は来年2月から受け付ける予定。内装工事のため、ギャラリーは8日から3月末まで休館する。