バレーボールやビーチバレーの日本代表として活躍した佐伯美香さんを講師に招いたバレーボール教室が17日、愛媛県宇和島市吉田町鶴間のふれあい健康センター体育館であり、南予の女子児童126人が楽しみながら練習に励んだ。
 教室は、元教員らでつくる地域スポーツ育成会が愛媛国体に向けたジュニア育成を目的に2011年に初開催し、現在は小学生の競技力向上に切り替え実施している。
 佐伯さんは、子どもたちに競技の楽しさを味わってもらおうと頭と足なども使ったリフティングや、右腕と左腕を交互に使ったパスなど、ゲーム感覚で指導。子どもたちも楽しみながら取り組んだ。
 スパイクでは、しっかり胸を張ってボールを待ち、体に引きつけた逆の腕の力も利用して打つことなどの手本を示しながら指導した。
 スマイル大洲JVCの主将(11)は「楽しかった。スパイクを打つ時、逆の腕の使い方が参考になった」と目を輝かせた。