通学などで自転車を利用する機会が多い高校生に正しい乗り方を身に付けてもらう教室が4日、愛媛県松山市空港通4丁目の石原自動車教習所であり、愛媛大付属高校の1年生約120人が交通マナーやルールを学んだ。
 愛媛銀行が行う地域貢献活動の一環で県ととともに主催。生徒は通学自転車とスポーツ自転車の2班に分かれ、マウンテンバイクのプロレーサーらから事故を防ぐポイントの説明を受けたほか、クロスバイクに実際に乗車し、ひと味違う魅力を体感した。
 県消防防災安全課の加藤泰課長は「スポーツサイクルの魅力に触れ、自転車のルールやマナーをしっかり身に付けてほしい」と述べた。スポーツ自転車を初体験した高岡真実さん(15)は「カーブでは減速しないと危ないと思ったが、風と一体になる感じで楽しかった」と話していた。