八幡浜高からプロ野球、阪急へ進んで外野手として活躍し、オリックス球団本部長も務めた矢野清(やの・きよし)氏が11月20日午前7時22分、肺がんのため兵庫県芦屋市の病院で死去していたことが2日、分かった。74歳。愛媛県大洲市出身。告別式は近親者で行った。喪主は妻洋子(ようこ)さん。
 八幡浜高時代、58年夏の県大会に4番中堅手として出場し、「トロール打線」の異名を取った強打者ぞろいのチームを引っ張り同校の初優勝に貢献。南予勢で初めて夏の全国大会出場を果たした。