医療費の還付金名目で約195万円をだまし取られたとして、愛媛県今治市の70代の無職の男性が1日、今治署に被害届を出した。署は詐欺容疑事件として捜査している。
 署によると、11月28日午前、男性方に市職員や銀行員を名乗る男から「医療費を払い戻すので近くのスーパーの現金自動預払機(ATM)に行ってほしい」と電話があった。市内のスーパーのATMで、携帯電話で指示を受けながら操作すると送金された。
 不安になった男性が29日、銀行口座の残高を確認し、被害に気付いた。