愛媛県久万高原町東明神の久万スキーランドが1日、県内のスキー場で最も早く今季のオープンを迎え、大勢の愛好者が初滑りを満喫した。
 初日は全長約600メートル、高低差約100メートルの「ウイングコース」が稼働。雨と濃霧であいにくの天候となったが、来場者はスノーボードやスキーを勢いよく滑らせ、冬の到来を楽しんだ。
 リフトに一番乗りした四国中央市土居町上野の会社員井上智生さん(39)は「毎年の一大イベント。今年は道具を新調したのでたくさん来たい」と話していた。
 来年でスキー場の開設30周年となるのを記念し、近年増加しているという家族連れにアピールしようと、今季はウルトラマンとコラボ。初日は写真撮影会があり、シーズンインを盛り上げた。