陸上自衛隊松山駐屯地(財津耕一郎司令)の創立59周年記念行事が29日、愛媛県松山市南梅本町の駐屯地で開かれ、来場者が観閲式や訓練などを見学した。
 観閲式では、財津司令が「災害にも適切に対応できるよう、隊員の能力向上を図っている。住民との信頼関係を築き、地域と一体となって活動したい」と式辞。隊員約150人が車両で観閲行進し、銃やナイフを持った相手に素手で応戦する格闘や銃剣道の実演のほか、音楽隊が演奏を披露した。戦車や大砲などを使った実戦を想定した訓練も行った。