愛媛県松山市衣山5丁目の愛光学園が、絶滅動物や恐竜の化石や骨格のレプリカなどを展示する自然科学資料室を愛光中学・高校内の図書館2階に開設し、29日に完成記念式典を同校で開いた。
学園によると、命の進化や生物の多様性を実物を見て生徒に感じてもらおうと、化石や隕石(いんせき)、トカゲやコウモリのはく製、昆虫標本などを展示。昨年9月から収集を始め、卒業生や企業などから寄付を受けて250点を集めた。今後も収集を続けながら展示を増やすという。
今年9月の2学期始業式までに展示準備を終え、授業でも使用している。学園は「保護者や学校説明会に訪れる入学希望者にも紹介したい」としている。