「市民協働のまちを」 野志市政2期目船出
愛媛県松山市の野志克仁市長(47)が2期目初日の28日、市役所で就任式に臨み、幹部職員ら約400人に訓示した。市長選で獲得した12万5334票に触れ「皆さんとしてきた仕事が評価された」とし「現地・現場や市民目線を大切に、日本一のまちづくりへ大いに力を発揮してほしい」と呼び掛けた。
野志市長は、1期目に市内41地区を2巡したタウンミーティングで「市民協働のまちづくりをする素地が整った」と強調。「われわれは市民に最も身近な自治体。シビアなことを言われることもあるが、教えてもらうことも多々ある。市民との距離の近さを大切にしてほしい」と訴えた。
選挙戦で推進を掲げた県市連携に関しては「県と市で議論を重ねていい落としどころを探る」姿勢を求めた。