ソムリエ世界一が愛媛の地酒試飲 品質に太鼓判
2013年世界最優秀ソムリエコンクールで優勝したパオロ・バッソ氏(スイス在住)を招いた愛媛の地酒試飲会が26日、松山市であった。県内14蔵元の31銘柄を味わったバッソ氏は「まっすぐでクリーンなお酒。味の深さ、余韻が楽しめた」と印象を語り、「海外に出しても必ず成功すると思う」と太鼓判を押した。
試飲会は、中村時広知事が5月にトップセールスでスイスを訪問した際、地酒の評価が高かったことから県が企画した。飲み方や合わせる料理に関して同国進出のアドバイスを得る。
バッソ氏は、31銘柄の一つ一つについて色合いを確かめ、香りを嗅ぎ、口に含むなどしてじっくりと堪能。「すごく余韻が残る」「飲み手を選ぶ酒だが、品質は高い」とコメントし、「アヒルやハトをローストした料理に合う」などと提案した。