ホームレス支援に取り組む四国の3団体による交流会が22日、松山市文京町の愛媛大であり、各団体のメンバーら約40人がより良い支援の在り方などについて意見交換した。
 愛媛の学生らでつくる「オープンハンドまつやま」(松山市)は、夜間に行う弁当や日用品の配布のほか交流会の開催、生活保護申請への同行などの活動内容を紹介。高松市の団体「路上の杖(つえ)」は、罪を犯した人の自立支援の取り組みについて説明した。
 高知市の「こうちネットホップ」は、市街地での夜回り活動や貧困の連鎖を防ぐための児童養護施設での学習支援などを報告。発表者は「住居の確保などさまざまな生活上の問題があり、関係機関や市民団体の連携が必要」と指摘した。